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コロナ禍で調整難に苦悶 イ・ミニョン「ゴルフやめようか、とも」

◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終日(7日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)

最終18番(パー5)でバーディを奪って逆転優勝を遂げたイ・ミニョン(韓国)は「信じられないです」と3年ぶりの勝利に歓喜した。2番でバーディを先行させるなど前半2つ伸ばし、後半10番で3m、11番で7mを沈めて連続バーディを奪取。15番でボギーを喫したが、PWでピン手前につけた16番でバーディを獲ってトップに追いつき、最後にかわした。

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スタート前から最後まで「自分のプレーだけに集中」し、優勝は意識していなかった。順位を確認したのはアテスト後のスコア提出をしてから。この日初めてリーダーボードを見たときの感想は「『いい位置だねー』って」。ニヤりと笑みを浮かべて、最終組が終わるまでのひと時を振り返った。

最後に勝ったのは2019年。思い返せばこの3年間は「つらかった」という。新型コロナウイルスが2020年初めから世界的に大流行、感染拡大により日本のみならず各国で移動が制限されるなどした。「もともとコーチと一緒にやるタイプ」というイは、毎週行われる試合で課題に向き合ってきたが、「一人で解決できない。(解決)できる選手もいるけど、私はできない方。だから悩みました」

「ゴルフをやめようかな、とも。自分の問題(の解決方法)が分からなかった。毎週毎週きつかった。日本の選手たちにはコーチが来るからうらやましかった」。時々言葉を詰まらせながらも日本語で抱えていた思いを明かした。最近は「ビジネスビザが優しくなって、先々週ぐらいにコーチが来てくれました」とコーチとともに見直してパターを変えたのも奏功したという。

まだ新型コロナが収束していないため、以前のように付きっ切りでプレーを見てもらう段階には至っていない。「ずっといてほしい。来てほしい」と願望を口にしつつ、見つめる先の目標は明確で「メジャー優勝が欲しい」。つらかった時期を乗り越えた勝利で自信をつけ、ハツラツとした笑顔を見せた。

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