今週初ボギーにめげず「66」でプレーした

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 3日目（9日）◇桂ゴルフ倶楽部（北海道）◇ 6763yd（パー72）

単独首位で決勝に進んだ西村優菜が、前半アウトで「30」をマークして2位に5打差をつけた。6番からの3連続を含む6バーディを奪い、初日からここまでノーボギー。後続を引き離して快走していたが、後半3ホール目でつまずいた。

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12番パー4でバンカーにつかまり3オン2パットのボギー。それまで好調だったショットがブレだし、なかなかチャンスにつかなくなる。そこまで5ストローク伸ばしているのに、「流れが悪くなって、ちょっと打っちゃっているような感じがした」

今週初めてのボギーに引きずられそうになるのをぐっとこらえ、「きょうのゴルフは悪くない」と言い聞かせながらそこからパーを重ねた4ホール。17番でようやくバーディを奪い「66」、通算16アンダーまで伸ばして3日目を終えた。

単独首位で最終日へ

これでひとつ、昨年の悔しい思い出は払しょくできた。昨年は2日目を終えて単独首位に立ちながら、決勝2日間で伸ばせずに5位で終了。「きょうは去年のリベンジだと思って入ったので、伸ばし合いについていけてよかった」とホッと息をつく。

今年は3打のリードを持って、首位で最終日に進んだ。「あしたも丁寧に、この3日間のマネジメントを続けていきたい」と、6月「ニチレイレディス」以来の今季2勝目を目指す。 (北海道苫小牧市／谷口愛純)