鈴木愛の大会連覇は? 原英莉花は地元で復調なるか
2022年 資生堂レディスオープン
期間:06/30〜07/03 場所:戸塚CC(神奈川)
“2年連続イーグル”は吉兆か 鈴木愛「ここから流れをつかんで」
◇国内女子◇資生堂レディスオープン 事前(29日)◇戸塚CC(神奈川県)◇6570yd(パー72)
前年覇者の鈴木愛は、「4日間(大会)が続くので、体力的にしんどい。暑いのが苦手で、先週もめちゃくちゃ暑くて風も吹いてたので、身体的にも気持ち的にもちょっと疲れた。コースも知っているので」と、今週は月、火曜の2日間を休養に充て、この日のプロアマ戦から再始動した。
<< 下に続く >>
「なんとも言いようがないくらい、本当に微妙」。ゴルフの調子は万全とはいえず、今季は、春先の3月と4月に2度あった最終日最終組で勝ちきれなかったことが、心に残っている。「スイング的なこともあるし、ちょっとしたところを詰めていきたいけど、まだ詰められてない」。思うようにかみ合わない自身のプレーにもどかしさを感じている。
とはいえ、この試合への思い入れは強く、「自分の17勝の中でも、すごく印象に残っている大会」と言う。昨年大会の最終日、16番(パー5)で3打目が直接カップインして、劇的なイーグルで逆転優勝を果たした。「自分ではあまり(イーグルのことを)考えてなかったけど、(プロアマ戦で)一緒に回った方が『去年イーグル獲ったね』と言ってくれて」。1年前の勝利が印象に残っていたのは、本人だけではなかった。
この日は、2番(パー5)の3打目、126ydを9番アイアンで“2年連続”のショットインイーグルを決めた。同伴者から「『あの時の再現だ!』と言われた」と照れ笑い。コースとの相性は文句なしだ。
「もう一度勝ちたいという思いもあるし、もし優勝できなかったとしても、ここから流れをつかんで、いい成績を収められるキッカケになる大会にしたい」とポジティブに向き合う。(横浜市旭区/内山孝志朗)