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もがくのは「やりがい」 ベテラン菊地絵理香は不振もポジティブに

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前情報(22日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6639yd(パー72)

ちょうど1年前、実に4年ぶりとなるツアー4勝目を飾ったベテランは今年に入って思うようなプレーができていない。菊地絵理香のプロ15年目のシーズンはトップ10入りが1回、メルセデスランキングは57位と振るわず、試行錯誤が続いている。

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オフシーズンにさらなるショットの向上に努めるべく、スイングの改善に取り組んだが、春までに「あまり良い方向に行かなかった」という。5月に入ってから、昨年の振り方に戻して対応しても「変えたい方向でトレーニングもしていたので、去年のかたちには戻りづらい状態。自分の中でフィットするような位置を探している」と今も模索。ショートゲームの練習に割く時間はおのずと減り、「予選通過ラインに意識が行ってしまっている」というのが現状だ。

だから威勢よく「連覇を」とは言いにくい。「ショットもパッティングも不安が多い。まずはミスの(許容)範囲をあまり狭めず、どうマネジメントしながらやるか」と攻略ルートを探し、必死にたどるのが先決。「今週は本当にラフが深い。フェアウェイキープを第一に考えて」プレーするつもりでいる。

自分の不甲斐なさに肩を落とす日々が続いても、「結構“もがきながら”ですけど、やりがいは感じている」と語るのが長く一線で戦ってきた選手でもある。「ここ(ツアー)は頑張り屋や、積み重ねをするのが好きな人がいる」。菊地は今週、単独6位以上で史上23人目となる生涯獲得賞金6億円到達者になる。「それも意識してあしたから戦えれば」と意欲は尽きない。(千葉県袖ケ浦市/桂川洋一)

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2022年 アース・モンダミンカップ



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