後半は伸ばせなかったが、ノーボギーで最終日を終えた

◇国内女子◇ニチレイレディス 最終日(19日)◇袖ヶ浦CC新袖C（千葉）◇6563yd（パー72）

トップと3打差の4位から出た稲見萌寧が1イーグル、2バーディ「68」で回り、通算12アンダー3位で終えた。スタートの1番(パー5)でバーディを先行すると、4番（パー3／193yd）でホールインワンを達成した。アマチュア時代も含め、ツアーでは2019年「中京テレビ・ブリヂストンレディス」以来、3年ぶり3回目だった。

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ギャラリーから大歓声が沸き起こった。「うれしいというより驚いた」。4UTで放った好感触のショットはピンの手前に着弾し、4m弱転がってカップインした。「みんなも伸ばしていたので、とりあえずついていって、(徐々に)縮められればという感じだった」

3日間のパーオン率は全体1位の「79.6％」をマーク

初日、2日目とショットの調子が「イマイチ」と話していたが、最終日は18ホール中16ホールでパーオンした。「けさ、急きょコーチが来てくれて。会話を楽しみながらしっかり大事なところも見てくれて、そこで修正できた。きのう、おとといよりはちょっとマシだったかな」。左への逆ミスが減るなど調子は上向きで自身のプレーに及第点をつけた。

2週前の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で今季初勝利を挙げ、前週の「宮里藍サントリーレディス」でも3位だった。今季16戦でトップ3入りは7試合。「去年より勝ち数とかは全然少ないけど、安定性とかは去年より出てきているのかな」と声の調子も明るかった。(千葉市若葉区／石井操)