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西村優菜は父の日も制覇 3日間ノーボギーを「自慢したい」

◇国内女子◇ニチレイレディス 最終日(19日)◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6563yd(パー72)

最終日が母の日だった昨年「ワールドレディスサロンパスカップ」でメジャー初制覇を果たした西村優菜は、毎試合帯同する母・枝里子さんに向けて涙を見せながら感謝の言葉を贈った。そんな出来事に、父・武彦さんが「お母さんだけズルい」と言っていたのだと枝里子さんは照れ笑いを浮かべながら明かした。

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最終日が父の日となったこの日、11アンダーで森田遥佐藤心結と並んで最終組でスタート。伸ばし合いを想定して「60台を出していかないと難しい」と出だし1番(パー5)からピンそば80㎝につけてバーディを奪うなど「攻め」の姿勢を貫いた。森田がチップインやロングパットを決める中でも焦りは見せなかった。

2打差をつけられて折り返したサンデーバックナイン。まず10番(パー5)で残り40ydのサードショットを2mにつけてバーディを奪って1打差に縮めた。さらに勢いを加速させたい矢先、14番では3mのパーパットを残して「ボギーになるかも」というピンチもあったが、難なくパーセーブした。15番で7mのバーディパットを沈めて単独首位に立つと、あがり2ホール連続バーディ。6バーディ「66」をマークして振り切った。

「3日間ノーボギーは初めて。うれしかったです。いつも(父親から)『ボギーを打ちすぎ』って怒られているので、ノーボギーを自慢したいです。家でハラハラしていたと思うし、厳しい父ですけど、結果を残せているのも両親のおかげ。いい報告ができたなと思います」

前年大会も最終日が父の日だったが、3オーバー60位に終わった。武彦さんから「父の日は何もないんか!」とすねられたという。これで5勝目となるが、コロナ禍もあって母親が見守る前で優勝したのは初めて。ホールアウト後には涙ながらに優勝を喜んでもらい、父にも恩返しができた。

現時点で49位につける世界ランキングは40位前後まで上昇する見込み。今月27日付の時点で50位以内に入れば海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」の出場権が手に入る。「よし、行けた、という感じではないけど、自分の中では全英女子に行きたいと思っていたので自信になりました」。英国の大舞台への切符獲得に前進した。(千葉市若葉区/石井操)

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