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「内容も最低で10点」 渋野日向子は2オーバーの出遅れ

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日(19日)◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713yd(パー72)

渋野日向子は2バーディ、4ボギーの「74」でプレーし、2オーバーで今季国内初戦の初日を終えた。天候にも恵まれ、多くのギャラリーを連れて18ホールを回ったが出遅れた。

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スタートの10番ティでは拍手で迎えられ、「うれしかったが、なかなか応援を力にできず残念な結果だった」と振り返った。

その10番で肩を落とした。1Wショットはフェアウェイをとらえ、アイアンでピン左1.5mにつけたが、バーディパットをカップの右に外し、多くのため息が漏れた。

「パッティングは最近の感じでいうと、良く頑張った方かな。ミスヒットは少なかった。読みとか、タッチの問題」

後半2番(パー5)では3打目で64ydから58度を握るもグリーンに乗せられず、4mを残したパーパットも外した。続く3番もパーオンできずに20ydから52度で3mにつけたが、連続ボギーをたたいた。

注目の“直ドラ”もお披露目とはならなかった。今コース最長560ydの9番(パー5)の2打目でいったんドライバーを握ったが、3Wに持ち直した。

「ちょっとボールが沈んでいる感じだった。ドライバーで打つとリスクがある。自信を持って振れる3Wの方がチャンスにはつけやすい」と説明した。

昨年11月「大王製紙エリエールレディス」以来の国内ツアーに、「きょうは欲に負けた感じがあったので、ゴルフの内容も最低ですし、10点ぐらいでいいかな」と自己採点。「この位置にいると攻めていくしかない。どんな結果になろうと自分の徹底したマネジメントをできるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

2週後の海外メジャー「全米女子オープン」(ノースカロライナ州・パインニードルズ・ロッジ&GC)に向けて、予選落ちだけは避けたい。(千葉市緑区/玉木充)

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