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“淡々”から“攻め”の週末へ 鈴木愛「自信も持てている」

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 初日(15日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6499yd(パー72)

7バーディ、1ボギーの「66」で今季2度目の首位発進を決めた鈴木愛は「初日なので淡々とプレーできた」とうなずいた。

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前半4番で4mを沈め、5番では148ydの2打目を8番アイアンで2mにつけて連続バーディ。9番(パー5)では118ydの3打目をPWで30cmにつけるスーパーショットを披露し、2アンダーで折り返した。後半も12番からの3連続を含む4バーディを奪うなど、勢いを加速させた。

「ティショットが難しいコース。前半は全然フェアウェイに行かなかったけど、2打目が(グリーンを)狙えないところには行かなかったので、ピンポジションを考えながらマネジメントできたことがスコアにつながった」と振り返る。

3週前の「アクサレディス」は最終日を首位で迎えたが惜敗。前週も単独首位から出た最終日に「78」と崩れて21位に終わったが、「何かがすごい悪かったというわけではなかったので、あまり落ち込まなかった」

「今年に入ってから調子が良いので自信も持てている。何かを変える必要はないと思うので、これからも今までやってきたことを信じてやるのみ」。これまで続けてきた努力が、ようやく実を結びはじめている。

フラットな気持ちで18ホールを回った初日から一転、2日目以降はスイッチを切り替える。「(スコアを)伸ばすことを意識しながら回らないといけない。いい意味で考えすぎずに、私らしい攻めのゴルフがしたい」と力を込める。“三度目の正直”を胸に、今度こそ頂点に立つ。(熊本県菊陽町/内山孝志朗)

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