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前半「31」から後半停滞 渋野日向子「もう少しマシなゴルフを」

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(19日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)

猛チャージの予感は後半にかけてしぼんでいった。渋野日向子は5バーディ、2ボギーの「68」で回り通算5アンダー。31位から17位に順位を上げながら、表情には悔しさがにじんだ。

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前半はロングゲームも、前日の練習で修正を施したウェッジショットもさえた。4番と7番のバーディはいずれも100yd以内をウェッジショットでチャンスに絡めたもの。5番は残り167ydから打ち上げのセカンドで気持ちよく6UTを振り抜き、2mにつけて獲った。

8番(パー3)も3mを沈めて一気にリーダーボードを駆け上がったが、9番(パー5)で1Wショットが右バンカーのアゴ近くに止まって出すだけ。同じくパー5の後半11番もバーディを逃すと、直後に2連続ボギーをたたいた。

左バンカーに入った17番もチャンスを逃し、この日は3つあるパー5で伸ばせなかった。「11番のパー5で獲れていないのがいけない。(2打で)届く距離のパー5で、獲りたいところ。そこで昨日も今日も獲れなかった。そこから流れが悪くなっている」と言った。

「良いところもありましたし、悪いところもあった。あと2日間あるので、いろいろ試せると思う。修正して、もう少しマシなゴルフができるようにしたい」。淡々とした口調で悔しさをのみ込み、週末を見据えた。(愛媛県松山市/亀山泰宏)

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