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直近3試合2勝の古江彩佳がピンチしのいで単独首位で最終日

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 3日目(6日)◇瀬田GC北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

「上がってみたらノーボギーなのはビックリ」と目を丸くした。古江彩佳が54ホールを終えて通算13アンダーの単独首位に浮上した。この日は2mのパーパットやバンカーから寄せてパーと「ピンチも多かった」が、直近3試合で優勝、優勝、3位と好成績を生み出すプレーは健在だった。

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耐えながらのプレーが多かった前半は7番で135ydを9Iで3mにつけてバーディを奪取。後半13番で3m、14番で10mをねじ込み2連続とし、16番で104ydを54度で1.5mにつけてカップインさせた。「ショットは良くはなくて、安心するという感覚ではなかったかな。ドライバーも左に曲げたのが何回かあった。安心して打っていきたい」

兵庫県出身で、今大会の会場は同じ近畿地方とあってジュニア時代から試合で訪れている。シーズン終盤戦に入り、現在賞金ランキング2位。目標でもある賞金女王争いもちらつくが、「地元」で「明日をどう頑張るかだけ」と目の前の一打に集中する。

「(後続と)2打差は、このコースだと、あってないようなもの。明日も自分のプレーでしっかり抑えるところは抑えてやっていきたいなと思います」

そんな古江のすごさはどこにあるのか。2打差2位から追いかける賞金ランク1位の稲見萌寧は、10月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」3日目で同組になった時の印象として、「強風で難しかったのに、パターがどこからでも入りそうな雰囲気を感じて。決めないといけない所とかミドルパットが結構決まっていた」と話す。

賞金女王の座を争うランキング上位の2人が最終日最終組でぶつかり合う。(滋賀県大津市/石井操)

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