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惜敗続く西郷真央が師匠ジャンボ尾崎にかけてもらった言葉

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(23日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72)

2020-21年シーズン44戦で2位が5度と惜敗が続いているルーキーの西郷真央。前週は師匠の“ジャンボ”こと男子プロの尾崎将司の練習場(千葉県)を訪れた。

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西郷は「ジャンボさんからは『勝つことが全てではないし、常に上位にいられるのもすごいこと。あともう少し頑張れ』と声をかけてもらった」

「早く勝ちたいと思うほど、空回りする性格なので、そういうところもジャンボさんに見抜いてもらって『焦らずに』と言ってもらったのかな」と振り返った。

20歳ながら賞金ランキング5位で1億2900万円超を稼ぐも、トップ10で未勝利は西郷のみ。最終日最終組を何度も経験してきたが、頂点には届かず悔し涙を流した。

同じくジャンボ一門で腕を磨いた原英莉花笹生優花が結果を残してきた。ツアー初優勝への焦燥感にかられる愛弟子を思いやった師匠の一言だった。

この日は多くの選手が強風に苦しめられたが、8位から出て4バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、通算7アンダー4位に浮上。「風に負けないように違う打ち方をするよりは変に逆らわずにティショットを打っていったほうが大きなミスがない。最初の数ホールで横風の影響をしっかりと確認するように心がけている」。フェアウェイキープ率は71%(10/14)をマークした。

「私の場合は気持ちがマイナスになると精度が落ちてくる。技術を保つためにも自分の気持ちのテンションを下げないように心がけている」。首位を2打追って最終日に臨む。

「もちろん、目指すのは優勝ですが、そのためにやらないといけないことに集中して頑張りたい」。師匠の言葉を胸にティグラウンドに立つつもりだ。(兵庫県三木市/玉木充)

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2021年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース



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