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3週連続Vかかる西村優菜が「特別な大会」で首位浮上

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(2日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)

国内最高峰のナショナルオープンは「特別な大会」―。西村優菜がそう位置付ける一戦で自己ベストスコアの「63」をマークし、1アンダー30位タイから通算9アンダーの単独首位に浮上した。

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3月から11月末までほぼ毎週試合があるツアーのなかで、メジャー大会を一つの指標に置く。さらに、同じ烏山城CCで行われた5年前の2016年大会は、ツアー初出場でアマチュアながら6位に入った試合でもある。

大会初日は2016年大会での「難しい」というイメージが先立ち、「守りに入ってしまった」と2バーディ、1ボギーでプレー。台風の影響で競技中止となった前日は、練習場で中島敏雅コーチのもとショットを調整して「自信もって振れるようになった」と、この日の好結果に結びついた。

5年前は「ビギナーズラックじゃないけど、ちょっと怖いもの知らずでやっていた部分があった」と振り返る。「当時はあまり曲がることも考えず、フェアウェイに打って、上手くアプローチが寄って、上がってみたら6位だったみたいな。ショット力もそうですけど、特にグリーン周りは成長したかな」と過去と今の自分を比較した。

9月「住友生命 Vitality レディス 東海クラシック」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」と連勝して今大会に臨む西村には、史上3人目(2007年全美貞&2019年鈴木愛)の3試合連続優勝がかかる。記録が頭によぎれば「欲」も出てくるところだが、「今週は難しいコース。なので『もうちょっといけるんじゃないか』とかはあまり感じてないです」と言う。

憧れの選手に挙げるチョン・インジ(韓国)が持つ大会コース記録(2016年第3ラウンド「66」)を更新する「63」をマークして迎える決勝ラウンド。「3週連続というよりは、タイトルをつかみたい」。5月の「ワールドレディスサロンパスカップ」に続く2つ目のメジャー制覇へ向けて意気込みを新たにした。(栃木県那須烏山市/石井操)

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