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首位発進の上田桃子 5年前の「81」は記憶抹消?

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(30日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)

ツアー通算15勝の上田桃子がボギーなしの5バーディ「66」で回り、5アンダーの単独首位で滑り出した。午前組でインコースから出て、14番でバーディを先行。続く15番でも連続バーディを奪ってスタートダッシュを決めた。

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プロになってメジャー大会に臨むのは48試合目。5月「ワールドレディスサロンパスカップ」は「“勝ちたい”欲との戦い。勝ちたいからこそ、勝ちたい気持ちを封印してと臨んだが、今週は「テーマを決めずに、今できることに集中」と一打、一打に神経を研ぎ澄ませた。

このコースで行われた2016年大会では、初日に10オーバーと大たたきをした。バーディは1つもなく、6ボギー2ダブルボギーの「81」。順位は110位と下から数えたほうが早く、出場プロで最下位の発進となった。ただ当時の記憶はなく「そのときのキャディさんに聞いたら『抹消したかったんじゃない?』って言われました。それぐらい全然覚えてないです」

4月末に制した「パナソニックレディース」以降、予選落ちしたのは6月の「宮里藍サントリーレディスオープン」だけだが、「最近はあまり調子が良くなかった」と優勝争いには食い込めてこなかった。

「一番獲りたい大会で、優勝争いしたことはあっても手が届いていない。4日間は長いですし、心技体全てがそろって初めて勝てるのかなと思います。4日間ずっと調子が良いことはないので、なるべくミスを少なくして丁寧なゴルフをしっかりできればいいな」

2週前の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」から、パターをピン型から「ピンとマレットの間みたいな」オデッセイ ホワイト・ホットOGパター#6MSに替えた。「ピンの良さもマレットの安定感もあるパター。構えたときの安心感が一番大きいです」とクラブの顔も決め手とした。馴染んできたクラブを武器に悲願のメジャーVをつかみにいく。(栃木県那須烏山市/石井操)

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