2021年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」スコア
2021年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン
期間:09/24〜09/26 場所:利府GC(宮城)
原英莉花「アイアンショットは今季一番」 4連続バーディで2位浮上
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目(25日)◇利府GC (宮城)◇6591yd(パー72)
「フェアウェイからのショットはピンに向かってくれている。自信持って打てています」。原英莉花が8バーディ、2ボギーの「66」でプレーし、16位から通算8アンダー2位で最終日に進んだ。
<< 下に続く >>
ギャラリーの声援を背に前半3つ伸ばしてターン。14番(パー5)はラフから残り55ydを58度で2.5mにつけてバーディ。17番でも138ydから9Iで手前3mにつけて4連続バーディを奪った。
2020年「日本女子オープンゴルフ選手権」初日以来となる4連続バーディに「アイアンショットは今季で一番いい」と手応えを見せた。
8月の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」で予選落ち。新型コロナウイルス感染拡大防止のための隔離期間を経て臨んだ9月の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権」も予選落ちに終わった。
「少し(スイングを)コンパクトにしました。再現性の高いスイングを考えていて、アドレスのときにスタンスが広くなっていたのを修正して、出球が揃うようになってきた」。厳しい結果から修正して挑んだ2日間のパーオン率は72%(13/18)だった。
大会前には「宮城県立こども病院」の子供たちとオンラインで交流した。「この仕事をやっていてうまくいかないこともあるが、自分だけが頑張っているわけじゃない。いろんな意味でパワーをもらった。いろいろなことに感謝しないといけない」。ツアー4勝目で子供たちを喜ばせたいところだ。
2週連続優勝がかかる首位の西村優菜とは5打差。2020年11月「ツアー選手権リコーカップ」以来となる優勝へ向け、最終日も厳しい戦いが続く。「ロングホールで伸ばしそびれている。しっかりとパー5でとっていきたい」と戦略を立てた。(宮城県利府町/玉木充)