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直近は5戦2勝 吉田優利がメジャー初制覇へ挑む

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 事前(7日)◇静ヒルズCC (茨城)◇6680yd(パー72)

ここ5試合で初優勝を含む2勝とブレーク中の吉田優利。2000年生まれのプラチナ世代では古江彩佳(3勝)と西村優菜(2勝)に続き、吉田もルーキーシーズンにして複数回優勝者の仲間入りを果たしている。

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メジャー大会を前にしても「自分の中の課題があって、ゴルフがうまくなりたい気持ちが強い。まずはその課題を修正しつつ、チャンスが来たら優勝を狙いに行きたい」と、地に足をつけた目標を掲げている。

平均パット数(2位)の数値にも表れているように、吉田の強みはパッティング、そしてショートゲームだ。その一方で「パーオン率とかアイアンの再現性」を課題に挙げる。ラフが深く、距離が長い今週のメジャーセッティングだが、グリーン上の勝負まで持っていければ、チャンスが広がってくるだろう。

プロの世界は時間との戦いでもある。限られた時間でいち早く結果を出すには、効率が求められる。春先はラウンド後に疲労を感じるときもあったという吉田だが、そんなときは「やみくもに打ち込んで質が下がったり、次の日に疲れが残ってパフォーマンスが悪くなったりしたくなかった」と、体力トレーニングに時間を割くなど工夫をしてきた。

その成果は「体力的にはまったく問題ないです」と優勝明けの今週にも現れている。「4日間、しっかりコースマネジメントをしながら回れたら」と意気込んだ。(茨城県常陸大宮市/今岡涼太)

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2021年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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