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前回覇者と大会アンバサダー 2人の“アイ”が見据える週末のバーディ合戦

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前(9日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)

30回の節目を迎える大会で鈴木愛がタイトル防衛に挑む。2017、19年と2度の賞金女王も2020-21年シーズンに入ってからは未勝利。次週「ニチレイレディス」を含めた2週連続のディフェンディング大会で勢いに乗っていきたいところだ。

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「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」9位、「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」6位と直近2試合でトップ10入り。「最近は『優勝できるかな』と思うようになってきた。焦らずじっくり4日間やって、チャンスが来た時にやれれば」と気持ちの変化をうかがわせる。

それでも技術面になると「今週に入ってショットは微妙。トップに上げたときにフェース面が揃わないことがある」と不安要素はある。会見終了後に向かった練習場ではトップでスイングを止めてから打つ姿があった。「グリップがしっくり来ればもうちょっと良くなるので、そこ次第かな。ここ最近の流れだと、『上手くいくと思います』とハッキリとは言えない」と慎重な姿勢は崩さなかった。

2019年大会に続き、ピンポジションの設定には大会アンバサダーの宮里藍さんが携わる。「週末にかけてスコアを伸ばしていって欲しい」というのが今年のテーマ。前回大会では3日目に悪天候に見舞われ、平均スコアがオーバーパーとなった。基本的に好天が見込まれているだけに「個人的に初日、2日目は難しいのが多め、3日目、4日目は伸ばしやすいピンになっていると思う」と明確にした上で「(イ・)ボミにも言ったんですけど、クレームは受け付けます」と笑いを誘った。

今年から優勝者と2位になった選手に8月「AIG女子オープン(全英女子)」の出場権が付与されることも織り込んでいる。宮里さんは「最終日に向けてスコアを伸ばしていかないと、メジャー大会での上位争いは厳しくなる。そこら辺を選手の皆さんに意識して攻めていってもらいたい」と意図を説明する。

鈴木も「例年よりも(グリーンに)球は止まるし、スピードも出ていないので伸びるかなという印象」。宮里さんが期待する週末のバーディ合戦をにらんだ。(神戸市北区/石井操)

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2021年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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