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「世界ランク1位を目指して」宮里藍さんが笹生優花にエール

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前(9日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)

海外女子メジャー「全米女子オープン」を日本勢で初めて制した笹生優花について、今大会のアンバサダーを務める宮里藍さんが「次は世界ランキング1位を目指してほしいですね」とさらなる活躍へ向け、エールを送った。

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今年で30回大会目を迎える今大会に、笹生もアマチュア枠で2015年大会から5年連続で出場している。会場で顔を合わせることもあり、「笹生さんはロッカールームでは可愛らしくて、シャイそうな子だなと思っていました。だけど、ゴルフ場では一転して落ち着いていて、大人びたプレーをする選手。若いのに成熟したようなプレーが見られる、そんなギャップを感じました」と印象を語る。

宮里さん自身、「全米女子オープン」には初出場となった2005年大会から11回にわたって挑んだ。米ツアーへの挑戦のきっかけとなった大会の一つでもあり、「一流と呼ばれる選手が必ずトロフィーに名を刻んできた大会で、そこに仲間入りしたいと思ってやってきた」と振り返る。その思い入れの深い試合だけに「すごい快挙だと思います」と笹生を祝福した。

すでに米ツアーメンバーへの登録を終え、5年シードを獲得した19歳に、宮里さんが望むのは「世界1位」の座。2006年に始まった女子世界ランキング(ロレックスランキング)で、日本女子として1位に輝いたのは2010年の宮里さんだけ。「(世界ランク1位は)コンスタントにいいプレーをしながら勝ちを積み重ねていかないといけないので、すごく難しいことではある。でもそう遠くない未来に(1位に)なるんじゃないかな」と期待を膨らませた。(神戸市北区/石井操)

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