ノーボギーラウンドに笑顔を見せたイ・ボミ

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 初日（23日）◇川奈ホテルGC富士コース（静岡県）◇6439yd（パー71）

2015、16年賞金女王のイ・ボミ（韓国）が3バーディ「68」でプレーし、3アンダー9位と好位置で初日を終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

前週まで、自己ワーストを更新する5戦連続で予選落ち中。この日は2020年11月「伊藤園レディス」2日目以来となる、21ラウンドぶりのノーボギーに「天気も良かったし、素晴らしいコースで回れることに感謝しました」と笑顔を見せた。

長年、韓国に拠点を置くチョ・ボムス氏に師事してきたが、2021年は「ずっとひとりで頑張っています」と指導を受けていないことを明かした。これまでの自身の映像などを参考に、自問自答を繰り返しているという。

ショットは復調傾向か

「バックスイングのときに手だけが上がっていたのが問題かなと。上半身を意識して、ショットの感じが良くなったのはうれしい」といい、この日はフェアウェイキープ率79％、パーオン率78％とショットに復調の気配を感じさせた。

2017年「CAT Ladies」を最後に優勝から遠ざかっている32歳は、節目の出場250試合目。「最近は最終日を回ることがなかった。緊張の場面でもいいショットを続けたい」と、まずは予選通過を目指す。（静岡県伊東市／玉木充）