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高校生アマ・竹田麗央がコースレコードで2打差4位 同組穴井は「完成度がすごい」

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(17日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6501yd(パー72)

勝みなみが史上最年少優勝を果たした2014年、当時小学5年生の竹田麗央(熊本国府高3年)はロープ外から「すごいなぁ」とその姿を見つめていた。あれから7年、高3になった竹田は、トーナメントコースレコードに並ぶ7アンダー「65」をマークして、2打差4位で最終日へ。史上8人目のアマチュア優勝(※)を視界にとらえた。

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「緊張はしなかったです」と2日目ものびのびプレー。372ydの1番パー4、朝イチの第1打は300yd近くかっ飛ばして、残り70ydを1m弱につけてバーディ発進。続く2番もフェアウェイから1.5mにつけて連続バーディ。「スタート前からショット、パットの調子が良かったので、はまればスコアがでると思った」と、雨が降って軟らかくなったグリーンを積極果敢に攻めていった。

「ドライバーが一番飛ぶので、一番好きです」という飛距離がウリ。叔母の元賞金女王・平瀬真由美も「飛距離だけは出るようです」と認めるが、この日はツアー屈指の飛ばし屋、穴井詩と同組に。精度の高い1Wショットは、穴井をオーバードライブすることもしばしばだった。だが、穴井がそれ以上に感心したのがパッティングのうまさ。「3mはほぼ全部入っていた」と舌を巻く。「ティショットもつけちゃいけないところにはつけないし、コースをすべて調べ尽くしている感じ。完成度がすごいです」

慣れ親しんだコースが、竹田のゴルフを後押しする。高校の部活では週1ラウンド。ジュニア大会も数多く開催されて、これまでに幾多のラウンドをこなしてきた。ドッグレッグが多く、フェアウェイには起伏も多い。さらにフェアウェイ中央に木がそびえるトリッキーなコースだが、「最初は狭くて難しいと思ったけど、だんだん攻め方も覚えてきて、今はそんなに難しいとは思わないです」と言い切った。

「曲がったらしょうがない」と、狭いホールも1Wをアマチュアらしく振り抜いていく。この日の最終18番(503yd/パー5)、2打目は「6Iで薄く当たった」と手前バンカーに入れながらバーディとした。「明日は緊張すると思うけど、自分のゴルフに集中したい」と高3のアマチュアは残り18ホールも攻めていく。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

※アマチュアのツアー優勝記録
1973年「トヨトミレディス」 清元登子
2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」 宮里藍
2012年「サントリーレディス」 キム・ヒョージュ
2014年「KKT杯バンテリンレディス」 勝みなみ
2016年「日本女子オープン」 畑岡奈紗
2018年「センチュリー21レディス」 K.ギルマン
2019年「富士通レディース」 古江彩佳

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