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難関1番が優勝争いのカギ? バーディは75人中6人

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日(9日)◇花屋敷GCよかわコース(兵庫県)◇6390yd(パー72)

グリーン手前に池がある右ドッグレッグの打ち下ろし1番(380yd、パー4)。狭いフェアウェイに加え、谷からの風で多くの選手が縦の距離感に苦しんだ。

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中継スタッフが新型コロナウイルスPCR検査で陽性を示したため、
6時間半遅れの午後2時に第1組がスタートし、全114人(アマ9人)中、1番を消化した選手は75人だったが、バーディ6人、パー42人、ボギー20人、ダブルボギー1人、トリプルボギー1人。この日の平均スコアは「4.3866」となった。

第1組でスタートした高橋彩華は135ydから8Iで2mにつけてバーディを奪ったが、「たまたまです」と謙そん。

上田桃子は、ラフからの2打目が風に影響されたのか池に。打ち直しの4打目はグリーン奥のカラーにこぼれ、ダブルボギーに終わった。

勝みなみはティショットが左の丘の上に行き、2打目はフェアウェイに戻すだけ。3打目でグリーンに乗せて、2パットのボギーとした。

大会の公式サイトでは「パーセーブを狙いにいく選手が多い中、このホールでバーディを取れれば波に乗れるはず。狭いフェアウェイをどれだけ確実にキープできるか、注目はティショット。ここからドラマの幕開けです!」と1番について説明している。

2日目(10日)は日没サスペンデッドが確実で、最終日(11日)もセカンドカット(60位タイまでが予選通過、上位30位タイまでが決勝ラウンドを行う)を視野に入れる。

厳しいスケジュールが予想される中、攻めるか、守るか、各選手の戦略に注目が集まりそうだ。(兵庫県三木市/玉木充)

<1番パー4の過去5大会の平均スコア>
2019年 4.2932 380yd
2018年 4.5458 390yd
2017年 4.3494 390yd
2016年 4.3852 390yd
2015年 4.4943 390yd
※2020年はコロナ禍のため中止

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