「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」リーダーボード
2021年 アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
期間:03/26〜03/28 場所:UMKCC(宮崎)
クロス→レイドオフにスイング改造 高橋彩華が7位浮上
◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(27日)◇UMKCC(宮崎県)◇6568yd(パー72)
ツアー未勝利の22歳、高橋彩華(さやか)が初日42位から通算6アンダー7位に浮上した。9番から4連続バーディを奪うなど5バーディ、ボギーなしの「67」でプレー。「全体的に先週からショットがよくて」と好調をアピールした。
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昨秋から「調子が悪いと(ショットが)荒れるので、その幅を狭めようと思った」とスイング改造に着手した。テイクバック時のトップの位置で、シャフトが「もともとクロス(飛球線より右を向く)が強くて、レイドオフ(目標方向より左へ)に直しました」と癖を修正した。
初出場ながら11位に入った昨年12月の海外メジャー「全米女子オープン」もプラスの要素として生きている。「日本でプレーしていると見られないようなすごいゴルフを目の前で見て、モチベーションが上がった。オフは楽しく濃い内容で合宿できたので今年はショットの感じはよかった」。“ゴルフ・モチベーション”が上がって、1日約8時間の練習に取り組む日もあった。
オフシーズンでさらなる磨きをかけて迎えた21年。前週大会は「初めて」単独首位発進を決めたが、4位でスタートした最終日に「79」と大たたきして33位に終わった。最終日でグリーンを外したのは18ホール中7ホールのみ。「チップインもしたのに35パットだった」と思い返しては悔しがり、糧とする。
最終日は早朝から雨の予報となっている。トップとは7打差あるが、「(7mを2度ねじ込んだ)きょうぐらいパットが入れば優勝争いもあるかな」と色気を見せつつ、「悪い(天候の)中でもショットのリズムを変えないようにして、精度をキープしたまま行きたい」と意気込んだ。(宮崎市/石井操)