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最終盤までボギーなし 渋野日向子「落ち着かない感じだった」

◇国内女子メジャー第3戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 初日(26日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

2組目でスタートした渋野日向子は1イーグル3バーディ、1ボギーの「68」をマーク。首位と1打差の4アンダーで、単独2位発進を決めた。終盤17番までボギーをたたかない堅調なプレーだったが、「ボギーを打ってないのが不思議というか、落ち着かない感じ」だったと振り返った。

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海外転戦を終え、国内ツアー復帰戦となった10月の「樋口久子 三菱電機レディス」で予選落ちしたころは気分が沈みがちで、「去年の自分に戻りたい」と葛藤した。その後、家族や周囲のサポートを受ける中で「戻るという考え方はすごく良くない」と思い直した。

「去年の自分に戻るって感覚よりは『これからまた作り上げていく』という捉え方になった」と気持ちの変化を語り、プレー面でも「ミスショットをしてグリーンを外してしまったときも『どこに落とそう』とイメージすることが楽しくなってきた」と明かした。

この日はグリーン上でパットを打つ前に飲み物を口にするよう心掛け、「リズムが早くなってしまう悪い癖を、いったん抑えられた」と「落ち着かない」中でも、冷静さを失わないように工夫をした。

2日目以降に向けて「今回は一日バーディ3つを4日間というスコアを設定している。その中で、自分の必要なゴルフを求めていきたい」と力を込めた。(宮崎市/石井操)

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