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妊娠7カ月の横峯さくら「胎動を感じた」“産休”トークも

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 初日(6日)◇太平洋C美野里C (茨城県)◇6554yd(パー72)

妊娠7カ月の横峯さくらは3バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「76」でプレー。予選カットがない中、78人中74位で初日を終えた。

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「きょうは3パットを4回していて、パッティングの距離感が合っていなかったり、ショートパットを外したりしました。ショットの状態もなんとかという感じで出来ていましたけど、パッティングが悪かったですね」

身重の2009年・賞金女王はゆっくりとしたペースで18ホールを完走。産後のからだの回復にも、妊娠中の適度な運動は効果的とされるが、「胎動を感じましたね。16番ぐらいから動き始めたので、起きたのかなという感じでした」と笑顔を見せた。

スタートホールの1番ではギャラリーこそいないものの、見守っている日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長ら関係者から大きな拍手を受けた。

「試合会場に来てからは心配の声を色々とかけてもらったりしたんですけど、この光景が増えてくれば女子ゴルフは盛り上がるんじゃないかな」と気持ちを口にした。

2019年に第1子となる長男を出産し、「産休制度」の適用で今季シード選手としてプレーする同組の若林舞衣子には復帰時期について相談した。「若林さんは2カ月ぐらい経ってから(クラブを握った)と聞きました。参考にします」

その若林は「私の妊娠中は結構しんどかった。息もすぐあがって、プレーに挑戦するのは本当にすごい。私は歩くだけで腰が痛いし、歩くペースも遅い。きょう18ホール回っただけですごい」と驚きの表情を浮かべた。

「お腹の中に赤ちゃんがいる中でのプレーなので、ストレスとかをためてはいけない。頑張りたいです」と横峯。少し息を切らせながらお腹を気遣い、残り36ホールへ気持ちを切り替えた。(茨城県小美玉市/玉木充)

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