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最終戦出場へ原点回帰 柏原明日架「行けると思ったら行けるタイプ」

ツアー2勝の柏原明日架が21日、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の前年大会優勝者としてリモート会見に臨んだ。

昨年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でプロ初優勝。初勝利までは6年かかったが、「マスターズGCレディース」でのツアー2勝目はわずか1カ月で手にした。

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「1勝して、その日の夕方に2勝目を早くしたいと思っていた。想像していた18番の景色とか、周りからの祝福が想像を超えていた。早く2勝目を味わいたいと思っていたので2勝目につながった」と話した。

今季はここまで9試合に出場し、8月「NEC軽井沢72」から3試合連続で予選落ちするなど、賞金ランキングは52位と低迷。それでも前週「富士通レディース」で今季初のトップ10(8位)と調子を上げてきた。

「少しずつ自分の取り組んできたことが結果になりつつある。ゴルフのスタイルがぶれて、苦しい時間もあったが、整理もできたし、どんどん磨きをかけていけば、上位で戦える」

原点回帰で自信を取り戻した。シーズン当初は課題としていたショット力を磨いてきたが、意識しすぎるあまり、持ち味のショートゲームの練習量が不足した。

「一日の練習量はすごく限られているが、ショットの練習量がすごく長くなっていた。自分のスタイルがよくわかっていなかった」と反省。2週前からショートゲームの練習量を全体の70%に維持し、手応えを感じている。

9月「日本女子プロ選手権」では同じ宮崎県出身で同年代の永峰咲希がメジャー初優勝。「ありがたいことに刺激しかない。学生のときから一緒にやっている咲希ちゃんはすごくいい存在になっている」という。

今年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(11月26日~29日/宮崎CC)はツアー優勝者や賞金ランク30位以内などが出場資格となっている。地元で開催されるメジャーだけに気合も入る。

「(賞金ランクの)順位だけをみると厳しいと思われがちですが、自分としてはチャンスあると思っている。賞金で何位以内とかではなく、勝って行きたい。1週間前からその自信を取り戻し始めた。自分自身が行けると思ったら、行けるタイプなので、その自信を結果にかえることができるように調整していきたい」

次戦は「樋口久子 三菱電機レディス」(10月30日~11月1日/埼玉・武蔵丘GC)に出場する予定だ。

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2020年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース(中止)



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