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香妻琴乃が首位発進 諸見里しのぶの挑戦状にアンダーパー7人だけ/女子下部

◇国内下部ステップアップツアー◇かねひで美やらびオープン 初日(8日)◇かねひで喜瀬CC (沖縄)◇6552yd(パー72)

レギュラーツアー1勝の香妻琴乃が5バーディの「67」でプレー。2位に3打差の5アンダー単独首位発進を決めた。

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「きょうは1日中アイアンショットが良かった」と前半はすべてパーオン。「5m以内にはつけていた。風ももっと吹くと思っていたので想定内。ただ、芝目を意識し過ぎてしまった。2、3mにつけてもずっと入らなくて、少しストレスがたまる前半でした」と話した。

2.5mを沈めた11番から連続バーディ。「それ以降は読みとタッチも合ってくれた」。終わってみれば唯一となるノーボギーラウンドで初日を終えた。

大会コースは沖縄県で多く使用されている高麗芝ではなく、日本で初めて導入されたグリーンの芝種・シーショアパスパラムの芝。少し戸惑いを見せたが、28パットときっちりと対応した。

今季はレギュラーツアーに5試合に出場も予選通過はなし。しかし、前週の下部ツアー「山陽新聞レディースカップ」で6位と復調への手応えをつかんだ。

「いままでは『ひとつミスしたら、いいスイングをしないと』と思っていたが、前週に『いいショットをしなくても、スコアが良ければいい』と考えが変わった。『自分に自信を持って』と言い聞かせながらラウンドしたことで、徐々に自信も戻ってきました」と笑顔で話した。

新型コロナウイルス感染拡大のため、今大会も無観客。それでも「今年はファンの皆さんに会えていませんが、ずっと応援してくれていると思っています。去年、腰や肩を痛めていい成績を残せていませんでしたが、その中での応援は励みになった。やっと自分らしいプレーができるようになってきた」と下部ツアー初優勝へ前を向いた。

2アンダー2位に西木裕紀子。1アンダー3位に槇谷香、西みきこ、城間絵梨金井智子大城美南海の5人が並んだ。下部ツアー1勝の堀琴音はイーブンパー8位につけた。

2週連続で優勝を目指す石川怜奈は4オーバー37位で初日を終えた。

今大会はレギュラーツアー9勝で、現在は第一線から退いた諸見里しのぶが初めてコースセッティングに携わった。

見どころに14番(パー3)を挙げ、「左サイドに池、右サイドにはバンカーがある。ティショットの精度、距離感の両方を要求される」と説明した。初日のアンダーパーは97人中、わずか7人。選手たちの攻略方法にも注目が集まる。

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2020年 かねひで美やらびオープン



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