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原英莉花にジャンボからの祝福 グータッチと「“オーペン”チャンピオン!」

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 事前情報(8日)◇東名CC(静岡)◇6572yd(パー72)

輝くタイトルを引っ提げて、原英莉花は今週はじめにお世話になっている人たちのもとを訪れた。「日本女子オープン」優勝翌日の5日(月)には大会前から予定に入っていた、契約するミズノ大阪本社にあいさつ。そして翌6日(火)、師事する男子プロの”ジャンボ”こと尾崎将司の千葉の邸宅にメジャー制覇の報告に出向いた。

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対面早々、師匠から差し出されたのは握りこぶし。「グータッチ、してもらっちゃいました。初めて『おめでとう』と。めっちゃ、うれしかったです。(2019年の初優勝時は)『たまたまだろ』みたいな感じだったので」。待望の2勝目をビッグタイトルで飾ったことを、手放しで喜んでくれた。「オープンは“オーペン”なんだよ。オーペン、チャンピオン!」と、正しい発音(らしい)で称えられた。

戦況の振り返り方もジャンボ流。「(小祝)さくらちゃんのプレーをめっちゃ、ほめていました。後ろからのカメラ(映像)で、(ショット)がいつもピンを刺していて」と背中に食らいつくライバルの追撃ぶりも、尾崎は高く評価したという。

「うしろからのカメラから見ると(小祝は)ピンに刺していて。『その中で勝ったのは良かったな』、と。私を“直接”ほめてはくれませんでした」と、逃げ切った原はちょっとさびしそう。「でも、『本当に見応えがある試合だったよ』と言われてうれしかったです」とレジェンドの思いを飲み込んだ。

無観客開催での優勝とあって、実感は1勝目に比べて時間をかけて湧いている。「ギャラリーさんがいなくて、勝ったときの感動は初優勝のときのほうが大きかったんですけど、タイトルが2勝目は大きいので、あとから来る感動はこっちのほうが大きいのかなと思います」

スマートフォンには200件あまりの祝福メッセージが届いた。「あまり携帯をいじるタイプじゃないんですけど、(LINEの)“スタンプ”だけだと失礼だと思って、時間をかけながら返信させていただきました」と、お礼の連続も一段落したところ。気持ちを次の目標に切り替える。「今年のうちにもう1勝したいと思います。今週、勝ったら? また考えます」と再び足元を見た。(静岡県裾野市/桂川洋一)

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