渋野日向子ら黄金世代の慈善スペシャルマッチ 詳細発表
渋野日向子「喋りが炸裂」河本&小祝が優勝/黄金世代チャリティマッチ
医療従事者応援チャリティ「女子ゴルフ黄金世代×WOWOW スペシャルマッチ2020」(千葉・成田ヒルズCC)が5日、行われた。渋野日向子と勝みなみ、河本結と小祝さくら、原英莉花と大里桃子がペアを組み、さまざまな形式で6ホールの対戦。ポイントを競い河本&小祝が優勝した。
1998年生まれが中心の黄金世代の対決はWOWOWやYouTubeで生放送され、ペアはこの日の正午から生放送した組み合わせ抽選で決定した。
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初のチャリティマッチになる渋野は岡山出身ということもあり「でいところにある でいこんてーてーてー」(岡山弁で「台所にある大根炊いておいて」の意味)とペアに命名。「普通の名前だと面白くないので、長くて読みにくいやつ。1回も言ったことないけど」と笑った。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためそれぞれがキャディバッグを担いでプレー。1、2番はベストボール方式(良い方のスコアを採用)、3~5番はスクランブル方式(2打目以降は選択したボールを打つ)。最終6番は全員でプレーした。各ホールでポイント(イーグル:5点、バーディ:3点、パー:1点、ボギー:0点、ダブルボギー以上:-2点)が配分され、全ペアが出だし1番でバーディを奪って滑り出した。
4番ではドラコン、5番(パー3)ではニアピンを実施し、チーム合計の成績(1位3点、2位1点、3位0点)が加算された。渋野はドラコンで252yd(全体3位)を記録したが、ニアピンでは第一打直後に「ダフった」と大声で言いただ一人グリーンにのせられず「のっとらん」と一言。最終6番(パー5)では4mのバーディパットを外してパーで締めくくった。
チームは2位に終わり、表彰式では「きょうはいいところなしだった。本当に申し訳なかった。風のときの打ち方とか、いいショットを打てたときもあったが、池に落ちそうなときもあったし、しっかりと修正していきたい」と振り返った。黄金世代でのラウンドには「雰囲気がすごくいいので、生中継だったが、リラックスして回ることができた。喋りが炸裂しました」と話した。
クラウドファンディングで募った支援金は2000万円以上を集め、チャリティグッズの費用を差し引いた額を日本赤十字社に寄付する。
<結果>
1位/18ポイント/河本結、小祝さくら
2位/16ポイント/渋野日向子、勝みなみ
3位/14ポイント/原英莉花、大里桃子
<ドラコン>
1位/260yd/小祝さくら
2位/257yd/河本結
3位/252yd/渋野日向子
3位/252yd/勝みなみ
5位/249yd/原英莉花
6位/247yd/大里桃子
<ニアピン>
1.8m/勝みなみ
5.01m/河本結
7.55m/原英莉花
8.88m/大里桃子
10.1m/小祝さくら
20m/渋野日向子
※グリーンに乗らなかった場合は20mの記録になる
<ルール>
◆1~2ホール目がベストボール方式(良い方のスコアを採用)、3~5ホール目がスクランブル方式(2打目以降は選択したボールを打つ)、最終6ホール目は6人全員がプレーして全てのスコアをカウントする。
※イーグル5点、バーディ3点、パー1点、ボギー0点、ダブルボギー以上-2点
◆4番ドラコンと5番ニアピンの成績も加算
※1位3点、2位1点、3位0点