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難コースとの闘いに体が悲鳴!飯島茜「私、やめます」

「ヤマハレディースオープン葛城」の初日、最もギャラリーを引き連れてラウンドしたのは昨年の女子公式戦優勝者の組み合わせだった。「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を制した飯島茜、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」を制した諸見里しのぶ、そして最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制した古閑美保の3人。

朝は穏やかだった風が午後になって強くなると、各選手スコアを崩しだした。この注目組では、古閑、諸見里がイーブンパーを境に粘り強いゴルフを見せていたが、飯島は序々にスコアを崩しだした。そして迎えた16番、6オーバーで迎えた飯島茜はティショットでOBを打ってしまった。その瞬間、飯島は左足をさすり、苦痛な顔を浮かべた。

左ヒザに激しい痛みを感じたと言う。スコア的には6オーバーはまだまだ予選通過が可能な位置。たとえこのホールダブルボギーに終わって8オーバーとなっても、2日目終了時点でのカットラインは10オーバーを越えると予想されているため、諦める位置ではない。それでも飯島は「すみません!私、やめます」と宣言し、痛みに耐えられないということで、第1ラウンドを残り3ホールという状態で棄権することを決意した。

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