「伊藤園レディス」初日スコア
2019年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/15〜11/17 場所:グレートアイランドC(千葉)
シャッター音に「よろしくない」 鈴木愛はギャラリーにちょっぴり苦言
◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(15日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)
賞金ランキング2位につける鈴木愛は4バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。4アンダーとして、首位と2打差の6位で終えた。「ショットもパットもたいして良くないし、自分の状態よりはスコアが良かったなという感じなんですけど、全体的にはあまりシックリは来ていないかな」と表情はさえない。
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出だしの1番で手前から2mのバーディパットを外したが、2番(パー3)で6mのスライスラインを読み切って前半唯一のバーディを奪った。その後は「タッチは合っているんですけど、全部よけていきましたね」とグリーン上で苦しみ、バーディパットは何度もカップをかすめた。それでも「ストローク自体は悪くないので、ラインが合ってくれば入ってくると思ってる」と前を向く。
この日は賞金ランキングトップの申ジエ、3位の渋野日向子と同組となり、多くのギャラリーを引き連れた。「選手同士はいつも通りでしたけど、ギャラリーがちょっと気になりました。写真を撮ったりとか、動いたりとか、結構多かったです。応援してくれるのはありがたいですけど、あんまりマナーは良くなかったので、嫌かなというときはありました」と予期せぬ“弊害”もあったようだ。
16番のグリーン上では、鈴木や申がアドレスに入った後にロープの外からシャッター音が鳴った。「集中が途切れることはなかったです。『別にいいや』って打ちましたけど、ジエさんのときも撮っていたりして『ちょっとよろしくないな』って気になるときはありました」と苦言を呈した。
申を約725万円差で追う鈴木。「残り3試合しかないので追いかける立場としては、初日の4アンダーというスコアはとても良かったと思います。残り3試合の中では相性的にあんまり良くないので、初日に出遅れなかったのはいい材料。ほっとしています」と気持ちを切り替えた。(千葉県長南町/柴田雄平)