スペラルが首位発進 安田祐香8位/女子最終プロテスト初日
三浦桃香 “一打に集中”の目標も「Jアラートに負けました」/女子最終プロテスト初日
◇国内女子◇最終プロテスト 初日(5日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6398yd(パー72)
「泣きそうでした。テストで死んじゃうんじゃないかと思った」というのは、3度目のプロテスト挑戦となる三浦桃香。初日を4バーディ、3ボギーの1アンダー「71」、首位と3打差の15位としたが、大事なプロテストの初日に思わぬ事態に巻き込まれた。
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スタートホールの1番をバーディとした三浦だが、3番(181yd/パー3)のティイングエリアに立ったとき、コース周辺から大地震などの災害発生を知らせるJアラートの警報音が響いてきた。「外で鳴っていたけど、私たちは携帯を持ってないから…。地震かなって思ったけど、打たなきゃいけないから打って。びびってティショットをピンまで50ヤードくらいショートして、セカンドもチョロ。パー3で3オンでした」とこのホールをボギーとした。
コース内にいた関係者らの携帯電話は反応せず、周辺施設から聞こえてきた警報音。最後に「これは訓練です」という言葉を聞き取って、「そっか、訓練か」と安堵した三浦だったが、時すでに遅し。
「10分くらい、ひとりで病んでました。一打一打集中したかったんですけど、ちょっとJアラートに負けましたね」。なんとか巻き返して初日をアンダーパーで終えたものの、その表情は不満げだった。(岡山県笠岡市/今岡涼太)
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