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三ヶ島かなはノーボギーも2位「攻めるところは攻めきれた」

◇国内女子◇富士通レディース 最終日(20日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6675yd(パー72)

単独首位で出た三ヶ島かなが2バーディ、ノーボギーの「70」でプレー。通算15アンダーとして2位で終えた。

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出だしの1番(パー5)で「入るか入らないかのきわどい距離だった」1.5mのバーディパットを沈めたが、「バーディスタートを切れて、自分の気持ち的にはグッと押せたつもりだったんですけど、まだまだですね」。以降は何度も打ったバーディパットがカップに収まらず、パーを並べるもどかしい展開となった。

前日はメンタルコントロールを課題にあげていたが、「きょうはできました。相手あってこその勝負だし、ショットでプレッシャーをかけるという意味では、大きな収穫があったと思います。守るところは守れたと思うし、攻めるところは攻めきれた」と評価できる部分もあった。

12番では「バンカーの上に見えるんですよ、私の位置から。落としどころが結構迷って、でもここは思い切ってピンを狙って、ちゃんと止まってくれるだろうなと思って振り切った」とパーを拾い、1打リードを許した古江彩佳に食らいついた。

次にスコアが動いたのは15番(パー5)のバーディだった。奮闘及ばず、アマチュアに逆転優勝を許し「そこが一番悔しいですね」と唇を噛んだ。

それでも、今大会終了時点での賞金ランキング35位以内に付与される11月の米女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」の出場権は得た。会場の瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)はジュニア時代にラウンド経験がある。「コースは覚えていないんですけどその時は『82』ストロークくらい打ったので、いろいろな選手に揉まれながら、メンタルを鍛えられればいいかなと思います」と前を向いた。(千葉市緑区/柴田雄平)

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