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「日本に戻って優勝うれしい」畑岡奈紗のメジャー3勝目は記録尽くし

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(15日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6425yd(パー72)

2打リードの単独首位からスタートした畑岡奈紗が「67」と伸ばし、大会最多アンダーパーを更新する通算18アンダーで「日本女子プロ選手権」初優勝を飾った。後続に8打差の圧勝。2016年、17年の「日本女子オープン」に続くメジャー通算3勝目を挙げた。「日本に戻ってきて、メジャー優勝できてうれしい」と喜びを語った。この優勝で畑岡が残した記録は以下の通り。

ツアー史上最年少でメジャー3勝目に到達

20歳245日でのメジャー3勝目は、2009年「日本女子プロ」で達成した諸見里しのぶの年少記録(23歳59日)を大きく更新した。

20歳での日本タイトル2冠は史上初

20歳で「日本女子オープン」(2016、17年)と「日本女子プロ」(2019年)の日本タイトル2冠を達成したのは女子ツアー史上初。ほかに宮里藍(21歳)、諸見里、樋口久子(ともに23歳)らが達成している。

大会最多アンダーパー&最少ストローク

72ホールの通算18アンダー「270」ストロークは、大会の最多アンダーパーと最少ストローク記録を樹立。申ジエ(2018年大会)の通算16アンダー「272」ストロークを更新した。

日本人最速で生涯獲得賞金1億円を突破

優勝賞金3600万円を加算した国内ツアーの生涯獲得賞金は約1億2000万円に達し、17試合目での1億円到達は宮里藍の27試合を抜いて日本人最速となった。

海外勢を含めると、申ジエ(15試合)に次いでフォン・シャンシャンと並ぶ2番目の記録。日本勢では宮里の後に諸見里(44試合)、横峯さくら(45試合)が続く。

「日本女子プロ」2番目の年少優勝

20歳245日での「日本女子プロ」優勝は、2014年大会を制した鈴木愛(20歳128日)に次いで2番目の年少記録。3番目は2006年に優勝した宮里藍(21歳83日)。

関連リンク

2019年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯



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