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吉本ひかる 世界ランカーの畑岡&シャンシャンとの最終組

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目(14日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6425yd(パー72)

20歳の吉本ひかるが、国内メジャーでのツアー初優勝に望みをつないだ。6バーディ、1ボギーの「67」で回り、首位の畑岡奈紗と2打差の通算11アンダー2位。世界ランカーたちと、今季3度目の最終日最終組に入った。

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慎重に2mのラインを読み切った。18番(パー5)をバーディで締めくくり、一時は5打差ついた畑岡の背中を視界にとらえた。「上との差は考えていなくて、気にせずに自分のプレーに集中していた。ただ、明日につながるかなと思います」と152cmと小柄な体で、歓声を一身に浴びた。

今季トップ10入り7度で賞金ランキング21位。春先が好調で4月「KKT杯バンテリンレディス」から2試合連続の2位に入った。勝負所で競り負けた経験を「自分的には守っているつもりはないんですけど、反射的に?守る体質なんですかね(笑)。攻めるところを攻めないと勝てないと思いました」と振り返った。

「明日は伸ばさないと絶対に勝てない。経験として…攻めたい」。最終日は日本勢最上の世界ランキング9位の畑岡、米ツアー通算10勝で元世界ランク1位のフォン・シャンシャン(中国)との最終組になる。同ランク147位の吉本は「勉強しながら、見ながら、でも頑張りたいです」。下剋上で惜敗の記憶にピリオドを打てれば最高だ。(兵庫県三木市/林洋平)

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