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畑岡奈紗「一番になるには一番の努力」“黄金世代”への意識

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(13日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6425yd(パー72)

世界ランキングで日本人トップの9位につける畑岡奈紗が「67」で回り、通算8アンダーの単独首位に躍り出た。

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5バーディを奪い、後半14番(パー5)。ティショットを引っ掛け崖下のペナルティエリアに落とした。ドロップ後の第3打は右ラフに飛ばし「すごく(ラフに)埋まっていて、出すだけだった」。5オン2パットのダブルボギーに一時はトップの座を譲りかけた。

しかし、17番(パー3)は8Iで右3.5mにつけ、最終18番(パー5)は2.5mを決め、2連続バーディで締めた。風が舞った午後組で「最後にうまくまとめられた。もう少しセカンドショットで良いラインにつけないといけないが、2日間60台で回れたので、そこそこですかね」と振り返った。

ラウンド後は、西日に照らされる練習場に向かった。主戦場の米ツアーに帯同する母・博美さんが「最も長いと2~3時間。基本的には毎日する」と述べる居残り練習。畑岡は国内ツアーにいる同学年、“黄金世代”の選手を意識することもあるとし「自分が休んでいる間、他の人が練習しているのかなって考えたりする」と語った。

3位の吉本ひかる、4位タイの田中瑞希高橋彩華ら今大会でも同学年選手が上位にいる。20歳は「(同学年の選手が)たくさんいるので、一番になるには一番努力しないといけない」と言い切った。

「試合中は自分のこれまでを考え、自分の目標スコアだけを意識して、集中するのが良い」。設定した目標、20アンダーでの史上最年少国内メジャー3勝目を視野に入れ、「明日どれだけ伸ばせるかが、すごく大事になる」と力を込めた。(兵庫県三木市/林洋平)

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