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「気が抜けてしまったのかな」 渋野日向子は34ラウンドぶりオーバーパー

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(13日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6425yd(パー72)

2アンダーの11位から出た渋野日向子は3オーバー「75」と崩れ、通算1オーバーの42位。首位の畑岡奈紗とは9打差ついた。前日にツアー記録を塗り替えた連続オーバーパーなしのラウンドは「29」で途切れた。

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最終9番で2.5mのバーディパットを沈め、パーは6ホールだけとスコアが揺れ動いた一日を締めくくった。予選通過を手繰り寄せて歓声が飛ぶ中、悔しさと安堵(あんど)が入り混じったような、複雑な笑みを浮かべた。

「まさか予選落ちの危機になるとは思っていなかった。最後は『疲れたー』って感じと、久しぶりに『しんどかったー』という感じの笑顔です。ハハハ」

前日、アン・ソンジュ(韓国)が保持していたオーバーパーなしの記録を6年ぶりに更新した。優勝した5週間前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を含めれば、34ラウンドぶりのオーバーパーに「残念ですよね。新記録を出して気を抜かないようにしていたけど、抜けてしまったのかな。記録の重圧?あったんですかね。分からないですけど、今日これだけたたいたから、あったんでしょうね」と笑いながら吐露した。

好調を自負し今大会開幕を迎えたが、インパクトで体が浮く悪癖が出た。「昨日からですね。原因は分かっているけど」。練習場では頭や背中を押さえてもらい調整に励んだが、「最近にないひどさだった。今日で全部吐き出した感じ。ショットもパットも散々でしたね」と振り返った。ラフを渡り歩き16番をボギー。17番(パー3)では第1打を7Iで手前の池に入れてダブルボギーとした。前半「40」(パー36)で、一気に後退した。

後半は3番から2連続バーディとした直後、5番から2連続ボギーを喫した。その時点で通算3オーバー。電光掲示板で「3オーバーが69位タイと見た。(60位タイのカットラインに)2オーバーでも、やばいと思った」と確認した。7番(パー5)で2mを入れてバーディ。上がり3ホールで2つ伸ばし「最後は意地で戻ってこられた」とうなずいた。

前半にスコアを崩しながら、スタート時の4アンダーに戻した同組の元世界ランキング1位・朴仁妃(韓国)に「ウェッジの距離感、ロングパットも精度が全然違う。差を見せつけられた」。これまで通り、悔しさを力に変えて仕切り直しを図る。(兵庫県三木市/林洋平)

(※編注:全組ホールアウト後に順位を入れて差し替えました)

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