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キレッキレな浅井咲希 満足度「120%」の10バーディ

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 初日(6日)◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380yd(パー72)

21歳の浅井咲希が自己ベストの10バーディを量産し、ボギー1つの「63」をマーク。ツアー初優勝した2週前の「CATレディース」に続き、単独首位発進を決めた。「これだけバーディを取れれば最高だと思います」と152cmの体で喜んだ。

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「6番(パー3)以外はボギーが出そうなところはなかった」といい、PW、9Iでのショットをほぼピン筋につけ、前後半ともに3連続を含む5バーディ。「バーディチャンスが毎ホール毎ホール、それを1個1個集中して沈めていった感じですね」。前半の2番(パー3)から5番の3ホールも「普通に1.5mとか外していので、欲を言えばもう少し伸ばせたかな」とも。

ツアー初Vから一転、前週の「ニトリレディス」は予選落ちした。持ち球のドローで狙いにくいホールが多かったという。「パー5で2オンを狙えるかどうか」が大きく違う点で、この日は9番(パー5)で2オンしてバーディを奪うなどスコアにつなげた。

これまでのベストは、プライベートが「7アンダー」、ツアーでは8月「NEC軽井沢72」(19位)の初日の「6アンダー」で、記録を大きく更新した。「私自身、初日が良いことは結構あったので、伸ばせるだけ伸ばしたいと思っていました。問題はあしたからなので、きょうは気にせずピンだけを狙っていました」

昨季から今季ここまで、自身を含めて9人が優勝した1998年度生まれの同世代の活躍は「意識していない」といい、「1勝目はたまたまだと思っているので、2勝目も気にせず」。念頭にあるのは「体が左にスライドする」「体と手元のインパクトが浮いている」などの課題で、「それをひとつずつクリアしていって、うまくはまれば2勝目はできるかもしれない」と明確だ。

この日の満足度は「120%」。自らの関係者の前で「キレッキレッ」とプレーを自賛したかと思えば、「あかん、やばい、調子乗りすぎや」と戒めて2日目に臨む。(茨城県常陸大宮市/清野邦彦)

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