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渋野日向子の2年先輩 丹萌乃が12連続予選落ちから首位発進

◇国内女子◇ニトリレディス 初日(29日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)

不振のどん底にいた22歳の丹萌乃(たん・もえの)が、難関の小樽で初めての単独首位スタートを決めた。

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6月から12試合連続で予選落ちしていたが、この日は5バーディ、ボギーなし、後続に2打差をつける5アンダー「67」をマーク。岡山県の作陽高出身で4週前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子の2年先輩は、「私も頑張らないと」と気合を込めた。

新しい1Wを初投入した6月上旬の「リゾートトラストレディス」では初めてトップ10入り(7位タイ)したが、以降は左への曲がりに悩むようになり、翌週の「ヨネックスレディス」から12試合連続で予選落ちと流れは暗転した。

それでも2週前からは過去に使用していた「ブリヂストン ツアーB XD-3 ドライバー」を投入。「安心して振れている」と状態も上向きだ。

予選落ちが続いたこともあり、一時は上位にいた賞金ランキングは76位まで後退した。今季から、翌年の出場権を争うQTには主にLPGA会員のみが参加できる規定に変更。会員資格を保持していない丹にとっては死活問題となる。

当初は賞金シード(同50位まで)を手にしての会員入りを目指していたが、「プロテストも覚悟している」と、4年連続で失敗している11月の最終プロテストを視野に入れている。

長いトンネルから抜け出せない時期に、後輩の渋野が日本人女子として42年ぶりに海外メジャーを制する快挙を遂げた。2学年下の渋野とは、ともに高校の寮で1年間ほど生活をともにした仲。「あの頃は、そんなに笑っていなかったですね」と頬を緩めた。

先週には同校監督と数人の女子プロOBが集まる食事会が開かれ、「お互いに頑張ろうね」と鼓舞し合ったという。日本では、後輩に負けじと存在感を放ちたい。(北海道小樽市/塚田達也)

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