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前売り券は初の完売 さらなる渋野フィーバー対策も

日本女子プロゴルフ協会は26日、東京都内のホテルで9月12日開幕の国内女子メジャーの今季第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(兵庫県三木市・チェリーヒルズゴルフクラブ)の実施概要を発表。小林浩美会長は「年間グランドスラムの一番手として記録的にも注目度がある」と、5月のメジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」を制した渋野日向子の名前を挙げた。

今季女子ツアーはここまで25戦を終え、1998年から99年生まれの、いわゆる「黄金世代」6人が優勝。小林会長は「そのなかで、8月に渋野さんが全英女子オープンで優勝するという素晴らしい偉業を達成され、女子ツアーはさらに爆発的な人気となっている」とここまでを振り返り、「ギャラリーは昨年から15%増」と活況を呈する現状を報告した。

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メジャーを制した渋野の国内凱旋2試合は、ギャラリー数やテレビ視聴率も跳ね上がるなど、渋野フィーバーで沸いた。その流れで迎える今季メジャー第2戦だが、前売り券はすでに完売している。

原田香里大会実行委員長によると、渋野が全英女子オープンを制する以前に予定枚数の4万8000枚に達しており、「(同大会で)売り切れたのは初めて」という。2014年大会(美奈木ゴルフ倶楽部)以来、5年ぶりの兵庫県での開催に、渋野人気も重なり、「追加の前売りはないが、当日券は準備しないといけないと思っている」と対策を検討する予定だ。

また、渋野フィーバーを受けてのギャラリー対策として、小林会長は「ギャラリー数に見合った施設数は必須。そこはしっかりやりたい。今週の大会(渋野出場の「ニトリレディス」)で、スコアによって人がどう出入りするかをみたい」と参考にする考え。広報体制は人数を増やすことを決めており、「運営側と連携してできる限りの対応はしていきたい」と述べた。

大会には、米ツアーが主戦場の畑岡奈紗が帰国参戦するほか、一昨年から設定されたアジア枠でフォン・シャンシャン(中国)、朴仁妃(韓国)もエントリーしている。(編集部・清野邦彦)

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2019年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯



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