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2位の青木瀬令奈 保護者の気持ちで「プロテスト頑張って」

◇国内女子◇CATレディース 2日目(24日)◇大箱根CC(神奈川)◇6704yd(パー73)

6位から出た青木瀬令奈が5バーディ、ボギーなしの「68」でまわり、首位と3打差の通算6アンダー2位に浮上した。パット数は28とグリーン上の安定に加えて、フェアウェイキープ率93%とショットも好調だった。2017年「ヨネックスレディス」以来、2年ぶりのツアー2勝目を目指す。

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前週「NEC軽井沢72」初日、自身のインスタグラムに3週前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した渋野日向子と、同週の国内女子ツアー「大東建託」を制した成田美寿々を祝福した食事会の写真をあげた。7月「センチュリー21レディス」を2位で終えていたこともあり、「優勝できていたら、3人でお祝いできたのに」と本音を漏らした。

渋野とは18年「アース・モンダミンカップ」の予選ラウンド2日間を共にまわり、「そこから保護者目線で、『プロテスト頑張ってね』という感じで送りだした」と温かい眼差しで見守っていた。「今週は彼女がいないので、彼女の分も頑張ろうという気持ちで来ました」と次週「ニトリレディス」での再会を心待ちにした。

通算4アンダー4位に浮上したのが23歳・柏原明日架。今季23試合に出場し、賞金ランクは40位につける。「アマチュアの時はあんまり考えていなくて、結構攻めていましたね。でもプロ入りして、攻め方にも色んな攻め方がある」と振り返る。

「自分の中でお金を稼ぐという感覚に変わってきたことで、行けない状態の時は行かない、とすごく謙虚にやっているなと思います」と自身のプレースタイルを変えたことを明かした。

変えた理由に渋野の名前を挙げ、「すごいコメントも謙虚じゃないですか。上に行くためにはちょっとした図々しさだけじゃ、あそこまで行けないんだなと思った」と見直すきっかけを説明した。

首位と5打差で臨む最終日、ビッグスコアが求められるが、「勝ちたいですね。これだけ選手がいるし、運もあると思うので、上手くいかない時もあるけど、どれだけ自分のことを信じられるか」と強い眼差しで最終日を見据えた。(神奈川県箱根町/石井操)

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