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<選手会長がシード落ちの危機・・・今年もシビアな戦いの舞台が幕を開ける>

男子ツアーもいよいよクライマックスを迎え、今週のカシオワールドオープンは、シード権争いの選手たちにとって、事実上の最終戦となる。いわば来季の“生活権”をかけた争いは、会場になんとも言えない空気を醸しだし、選手たちの焦燥感をますます煽る。

若手、中堅、ベテランの入れ替わりがますます激しくなった昨今。今年、激動の渦の中で翻弄された一人が、選手会長の深堀圭一郎である。ツアー通算8勝の実力者が現在、賞金ランキング76位の低迷は、怪我によるところが大きい。

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最初、足底筋膜炎と診断を受けた症状は、一度は回復の兆しを見せて、特別保障制度で復帰し、まずは昨年のシード権を確保した。気持ちも新たに今季のシード入りを目指したが、そのあとで症状はもっと深刻であったことが判明したのだ。本人の説明によると、足の裏の軟骨が増殖して関節や、神経を刺激し、痛みをもたらす病気で、一般の人ならば、手術で症状をやわらげることも出来るという。しかし、専門医によると、激しい動きを伴うスポーツ選手には、慎重に判断することが必要で、出来ればメスを入れるのは回避したほうが良い、という意見もあり、本人も決断に苦しんでいるようだ。

歩く時がもっとも辛いそうだが痛み止めの注射ももはや、限度を超えているそうで、痛みをこらえての参戦はゴルフに集中する以前の問題だ。「かばってスイングしているから、スコアにもならない」と予選落ちを繰り返してしまった。この調子だと“最終戦”でも一発逆転、というのはかなり難しい状況のようで、14年間守ってきた賞金ランキングによるシード落ちの危機も、もはや免れないかもしれない。

幸い、該当年度の翌年1年間の適用が可能な、生涯獲得賞金25位内の資格は持っているため「そのカードをどこで切るか・・・」。ゴルフの調子が悪いわけではない。ただ、この痛みとどうやって手を切るか。「あともう1年、様子を見たほうがいいのか・・・。何か、良い方法があればいいのですが」。忸怩たる思いの中で、選手会長がいよいよ今季のラストゲームを迎える。これまでにも土壇場のど根性で、奇跡を起こしてきた選手なだけに、ミラクル復活劇を期待したいところだが・・・。

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