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「エンジン壊れます」50歳・藤田寛之が今季2度目の首位スタート

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権 初日(5日)◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県)◇7212yd(パー71)

国内メジャー3勝を誇る藤田寛之が7バーディ、1ボギーの「65」でプレー。6アンダーとし、5月「関西オープン」以来となる首位発進を決めた。

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インから出て「ショットが安定していた」と12番(パー3)でピン上1.5m、13番で手前1m、14番でピン奥1mにつけ3連続バーディとした。その後さらに4つ伸ばし、最終9番でティショットをバンカーに入れ、3打目のアプローチも寄せきれずボギーを喫したが、終わってみれば石川遼らと並び首位に立った。

会場のいぶすきゴルフクラブ 開聞コースでは2004年まで「カシオワールドオープン」が行われていた。藤田は1997年から2003年の間、6回出場している。「人の記憶って大したことないなって思いましたね。何ホールか(記憶が)抜けていましたし、木もすっきりした感じがあったり。ティエリアで、ああこういうホールだったなとか」と、かつての記憶を少しずつたどりながらプレーした。

6月16日に50歳の誕生日を迎えたばかり。ゴルフに臨むモチベーションを問われると「常に努力はしていますよ。(年齢を)カバーするために、色んなことに取り組んでいるし」と2年ほど前からは痛めた腰をケアするためにヨガを始めた。「目が悪くなって天気が悪いときにはボールが見えづらい」とし、今季から黄色のボールを使用する。「気持ちも負けないようにやっているけど。基本は惰性ですよね、良く言えば自然体」と語った。

さらに「車検を何度も通っている車に『もっとスピード出して』みたいなね、エンジン壊れますよ。コーナーリングなんかはうまくなりましたけどね」と自身を車に例えて笑いを誘った。第2ラウンドに向け「賞金シードは1年でも長く保ちたいですし、優勝っていうのも、まだあきらめていないですし、レギュラーで通用するゴルフを維持しようとは思っている」と前を向いた。(鹿児島県指宿市/柴田雄平)

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