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中嶋常幸の2019年初戦は自身最後の「関西オープン」

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 事前(22日)◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7043yd(パー72)

ツアー通算48勝の中嶋常幸が、レギュラー・シニアを含めて2019年のツアー初戦を迎える。今大会はレギュラーツアーに立つ機会が減る中でも2014年から5回目(17年を除く)と出場を重ねてきたが、「関西オープンは今年で締めくくりにしたいと思っている」と表明した。

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同大会は今年で85回目を迎える伝統あるオープン競技で、1973年から91年までレギュラーツアーで開催。2009年に18年ぶりにツアーに復帰してからは主催者から中嶋は出場オファーを受け続け、80回の記念大会にあたる14年に初めて出場した。「自分なりに協力をさせて頂いてきたが、もう普通に戦える体ではなくなってきた。そこは潔く、今年を最後の出場にしたい」と改めて決意を口にした。

「時代も“令和”になったし、若い選手たちにバトンタッチしたい。若くていい選手が増えてきたし、見ていて頼もしくなる」。レギュラーツアーで戦う自身の体への限界を訴えつつ、台頭が目覚ましい後進たちに期待を寄せた。

最後の「関西オープン」予選ラウンドは、26歳の堀川未来夢、21歳でアマチュアの大嶋炎と同組でティオフする。「あとは気持ちよく、明るく、少しでも恩返しになるプレーができればいいね」と言葉にし、18ホールの練習ラウンドを終えて汗に濡れた表情を緩ませた。(奈良県奈良市/塚田達也)

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2019年 関西オープンゴルフ選手権競技



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