日亜ツアー共同主管試合 池田勇太が連覇を狙う
2019年 アジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/09〜05/12 場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉)
連覇かかる池田勇太はハウスキャディの名参謀と
◇国内男子◇アジアパシフィックオープン選手権ダイヤモンドカップゴルフ 事前情報(8日)◇総武カントリークラブ 総武コース (千葉)◇7327yd(パー71)
大会連覇がかかる池田勇太は今週、満を持してキャディに旧知の友人を起用する。ジュニア時代に地元・千葉県内のゴルフ練習場で知り合った佐藤真弘さんは、今年の会場である総武カントリークラブ 総武コースのハウスキャディだ。
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埼玉で行われた前年大会で節目のツアー通算20勝を挙げた池田は、北海道と地元の千葉で最多の4勝ずつを挙げている。総武コースでは2016年11月の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で谷原秀人にプレーオフで敗れたが、若かりしころから良く知るコース。「連覇というよりは千葉の試合を勝ちたいという感じ。特別です」と鼻息は荒い。
過去にもコンビを組んだ佐藤さんは、この4月にコースのキャディマスターに”昇進“したばかり。攻略ルートを知る人物としては、うってつけだ。池田の言葉は「ラクですね。やっぱりグリーンのことは良く知っている。自分のやることが減るんで」と素っ気ないが、大きな信頼を置く。”相棒“によれば、当地の風向きはこの季節、秋開催のときとは真逆の南風が吹くという。「ホールの難度がそっくり入れ替わる」ため、戦い方は以前と同じではない。
前週は欧州とアジアンツアーの共催試合「ボルボ中国オープン」で中国・深センに出向き、11位でフィニッシュした。「いろんな場所でプレーをすることで、いろいろ勉強させられることがある。試して、経験して、バリエーションを増やしてステップアップしていきたい。分からなくなることもあるが、それを整理して目の前の大会にぶつけていく」。今週も日亜両ツアーの賞金ランク加算となる試合とあって、もちろん気合が入る。(千葉県印西市/桂川洋一)