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「時すでに遅し」小田孔明は平成の最後を飾れず

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(21日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

首位でスタートした小田孔明は「68」で回り、通算13アンダーで単独3位に終わった。1つスコアを落として折り返した後半は16番で痛恨のボギーをたたいが、5つのバーディを奪取。「後半にエンジンがかかってきたけど、(時)すでに遅し、でしたね」と悔しがった。

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平成最後の優勝がかかった最終日最終組。「珍しく興奮状態ではなかった」と平常心だった。後半唯一のボギーとなった16番について、「175ydあって、フォローの風が吹いていたから8番(アイアン)で打ったが(グリーンの)上の段にいった」と説明。今週初めて3パットをたたいた。

それでも最終18番(パー4)でスコアボードに目をやり、「3位がメチャクチャいる。これは入れないと!」と7mのバーディパットをねじ込み、日本勢トップの順位を守った。

昨シーズンは「~全英への道~ミズノオープン」(5月)と「マイナビABCチャンピオンシップ」(10月)の6位が最高だった。「今年はいきなり3位だからね。優勝はしたいけど、まずはシードを決めておきたい。そういうのをクリアしていくと余裕が出てくると思う」。今年不惑を超えて41歳になる。迷いはない。(三重県桑名市/石井操)

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