ピンは挿したまま

◇国内男子＆アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 最終日（20日）◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7403yd（パー71）

左足を軸にクルリと回転する変則スイングで話題のチェ・ホソン（韓国）が2バーディ、2ボギーの「71」でプレー。通算6アンダーの12位で終えた。この日のシンガポール・セントーサの気温は30度。「ほんとに暑かった」とため息をついた。「4打くらい縮められれば」と意気込んで9位から出たが「パッティングがあまり決まらなくて」とスコアは伸ばせず。「それでも自分なりに満足はしています。気分はいいです」と笑顔を見せた。

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今年1月1日から施行されたゴルフ新規則では、挿したままのピンにグリーン上でパットしたボールが当たっても無罰（昨年までは2罰打）となったが、さっそく今大会の2日目からチェも実践している。ピンを抜かない理由は、「ピンが壁みたいなイメージになって、真ん中に当てるつもりで打ちます。ちょっと強めに自信を持って打てる」とした。

次戦は2月の米PGAツアー「AT＆Tペブルビーチプロアマ」に出場する。「（試合前週の）金曜くらいに早めに入って練習したい」と気合いが入るが、目標を問われると「いつも通り最善を尽くすだけです」と米国でもペースを崩すつもりはない。（シンガポール・セントーサ／柴田雄平）