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今平周吾は3340万円リードで最終戦へ ノリス優勝以外で賞金王

◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント 最終日(25日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)

賞金王争いは29日(木)からのシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」(東京よみうりカントリークラブ)に持ち込された。タイトル獲得の可能性があるのは、どちらも初の戴冠がかかる賞金ランキング1位の今平周吾と、2位のショーン・ノリス(南アフリカ)のふたりに絞られた。

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約2969万円差をつけて今大会に臨んだ今平は、通算8アンダーの13位タイでフィニッシュ。ノリスは予選落ちしたことで加算できず、その差は約3340万円にひろがった。今季のツアー優勝者など30人が出場する次週の優勝賞金は4000万円、2位は1500万円。ノリスが優勝しない限り、今平がタイトルを獲得する(ノリスが優勝しても今平は3人の3位タイ以上で獲得)。

初日に首位で滑り出しながら、2日目の「75」で後退した今平は「調子はそんなに悪くなかったけれど、良いパットが入ってくれなくて流れをうまく持っていかなかった。“入れごろ”の距離が入るとスコアが伸びたのですが」と淡々と話した。さらに有利な状況にして最終戦を迎えるが、「ゴルフは何が起こるか分からないスポーツ。負けてもしょうがない、という気持ちを少し持ちながらやっています」と、浮つく様子はなかった。(高知県芸西村/桂川洋一)

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