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空港でばったり…秋吉翔太は青木会長の助言で躍進

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(8日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7,262 yd(パー70)

パー72から70へと改修された新コースで、1イーグル5バーディ、1ボギーの6アンダー「64」。今季2勝で賞金ランク12位につける秋吉翔太が、初日を終えて首位に立った。

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10番から出た初日。13番(パー3)で3パットのボギーを先行させたが、その後は気持ちよくスコアを伸ばした。3番(パー5)は3Wで2オンに成功して、12mを沈めてイーグルとした。同組の木下裕太が先に70ydほどの3打目を直接入れ、「穴をふさがれたと思いましたが、入れ返しました」と無邪気に笑う。8番ではグリーン左のフェアウェイから5Iで転がし上げると、そのままカップに吸い込まれてバーディとした。

「久々によかったです。ずっと流れが悪くて、先週もいまいちな感じだったけど…」。今季は5月の「ミズノオープン」でツアー初優勝をあげ、6月「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で2勝目。それでも直近4試合では3度の予選落ちを喫していた。

だが、先週の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(沖縄)からの帰り道、JGTOの青木功会長に羽田空港で遭遇。挨拶をすると、現状を見透かされたように「ちょっと振り過ぎ、力み過ぎ。もっとコンパクトに打った方がいい」と指摘された。

御殿場では早速実践した。飛ばしたいとき以外はグリップを少し余らせて握るようにすると、好感触を取り戻した。「距離のばらつきもなく、飛距離もそんなに変わっていなかった」とホクホク顔。木々も色づき始めた富士の麓で、実りの“秋”を迎えられるか?(静岡県御殿場市/今岡涼太)

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2018年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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