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手嶋多一は23年連続の賞金シードなるか「粘りたいと思う」

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(1日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7270yd(パー72)

ツアー通算8勝、50歳の手嶋多一が1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」でプレー。4アンダー6位で初日を終えた。

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「スタートから自分でもびっくりした」と、出だし1番(パー5)でイーグルを奪取した。3Wで打った2打目をピン手前につけ「ラッキーというか、読み間違えたのが入ってくれた」と6mを流し込んだ。3番(パー5)で“寄せワン”バーディを奪い、4番(パー3)で3パットボギーをたたいたが、5番で2mを沈めバウンスバックした。7番でも2mを沈め前半で4つスコアを伸ばした。

「風が強いのも、グリーンが硬いのも好き」とコースとの好相性を強調する。初優勝を挙げた1999年「ファンケル沖縄オープン」の会場は、今週の会場から10kmほど北にある、大京カントリー倶楽部(現:美らオーチャードゴルフ倶楽部)だ。通算13アンダーで並んだ奥田靖己とのプレーオフを制しただけに「相性はいいと思う。こういう感じのコースが好きなのかな」とイメージはいい。

賞金シードを継続中の選手では最長となる22年連続でシードを維持している手嶋だが、現在の賞金ランキングは約852万円で80位。シード権獲得の65位までは約216万円の開きがあり、「できれば今週10位(賞金524万円)以内に入りたい」と上位を狙う。

「今の時期は賞金額が大きいので、一つでも頑張れば(順位を)上げられる。シードは厳しいかもしれないけど、連続(記録)もあるし、粘りたいなと思います」と話した。(沖縄県恩納村/柴田雄平)

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