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“バロメーター”2Iは好調 2打差の石川遼「できると信じて」

◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2日目(19日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)◇7119yd(パー71)

首位と3打差の8位で出た石川遼は5バーディ、1ボギーの「67」で回り、2打差の通算7アンダー5位タイに浮上した。上がり3ホールに取りこぼし「もっと伸ばせた」と話したが、ショットのバロメーターでもある2Iは好調だ。確実性を求められるコースで、今季初優勝のチャンスを得た。

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終盤、トップの背中は近いようで遠かった。後半16番(パー5)はイーグルチャンスにつけながらバーディ。続く17番(パー3)でバーディパットを外すと、最終18番(パー5)はフェアウェイ左バンカーから2オン。「16と17でスライスラインを外した。最後も同じライン」と上って下る12mに迷いが生じ、打ち切れなかった。2mショートすると今週初の3パットをたたいてパーで終えた。

「最後の3ホールは外したけど、ショットは流れ良く打てていた」。16、18番の2打目でグリーンをとらえた1打は、いずれも「これで良い球が打てるとほかのクラブも良いことが多い」と自負する2Iだ。

昨季まで主戦場にした米ツアーの難コースに対応するため、1年半以上前に投入した1本で250ydの飛距離を想定。「このクラブでもっと高い弾道を打ちたい」と理想もあるが、「風に乗ると(ランもあり)290ydほど飛ぶ。下が硬くて風もあると3Wより距離が行くこともある」といまのゴルフを支えている。

前半9番(パー5)では2打目を3Wでドローにかけ、奥8mに2オンさせるなど3つすべてのパー5で2オンした。今季パー4のバーディ率は池田勇太と並ぶ全体1位(0.21)にいながら、パー5のバーディ率は47位(0.36)。「1Wの飛距離が伸びたとかではないけど、最近パー5でここまで獲れていなかった」と長い番手のクラブに安定感が出てきた。

「過去の優勝者には(片山)晋呉さんや谷口(徹)さんがいる。ショットの正確性のある選手が勝つコースだと思う。ボクは決して得意ではないと思っていた」。首位と4打差以内に22人がいる混戦に「(ピンに)ビタッと来るのがほとんどなかった。そこの精度を上げていければ。(優勝)できると信じて頑張りたい」と気持ちを高めた。

2016年「RIZAP KBCオーガスタ」以来になるツアー通算15勝目へ、持ち味でもあるショートアイアンのキレが大事なピースになる。(千葉市緑区/林洋平)

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