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石川遼 地方行脚で見えてきた青写真

ツアー外競技「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」に初出場した石川遼は、最終日を「68」として通算3アンダーの9位でホールアウト。「たくさんの方に見に来ていただけた素晴らしい大会。まだ2回目の開催ですが、どんどん認知度が高まってほしいと思う」と2日間を総括し、大会のさらなる発展を願った。

男子ツアーは8月下旬の「RIZAP KBCオーガスタ」(福岡・芥屋GC)で再開する。石川の次戦は、自らの発案で実現した「フューチャーGOLFツアー」(8月5日/新潟県・紫雲GC)を予定。さらに8月10日(金)から2日間で行われる「岩手県オープン」(岩手・南部富士CC)と、地方を巡るスケジュールが続く。

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今年から日本ツアーに本格復帰した石川は、これまで地方オープンに積極的に参戦しており、4月には「千葉オープン」と「岐阜オープン」に出場。いずれも優勝して大会を盛り上げた。2週間前には、富山県で「北陸オープン」(2位)に参戦した。今年のツアー外競技への出場は、この大会で4試合目となる。

「フューチャーGOLFツアー」に象徴されるように、選手会長に就任した石川はかねて、ツアー開催が少ない地方に目を向けてきた。とはいえ、今年の地方オープンへの積極参戦は、その立場とは別の話だ。「たまたま選手会長の時期と重なっただけで、そうじゃなくても出ていたと思う。ツアーがない時期に、試合ができるのは本当にありがたいこと」と、一選手として感謝の言葉を並べた。

地区オープンへの出場を重ね、感じたこともある。富山県は、過去に男子のレギュラーツアー開催がない都道府県のひとつ。そこで多くのギャラリーを目の当たりにし、「そういう地域だからこそ、たくさんのギャラリーが入るのじゃないのかな」と思ったという。

「ゴルフ場は日本全国にある。本当に小さなツアーでもいい。トーナメントが何年も開催されていない地域を率先して回っていきたい」。地方巡業をコンセプトとした「フューチャーGOLFツアー」も、その実現を視野に動きを進めている。

「夢はやっぱり、47都道府県すべてでトッププロが出るようなゴルフの大会がある形が、自分が生きている間にできたらいいなと思う」。選手会長として、そしてひとりのプロゴルファーとして理想とする青写真を描く。(宮城県大和町/塚田達也)

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